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対岸のメストレ駅を発車した列車は、海上に延びた橋をゆっくりと渡りはじめる。そして、海の向こうに見えていた茶色の固まりがだんだん大きくなり、ひとつひとつの建物が見分けられるようになると、やがて終着駅ヴェネツィア・サンタルチア駅である。 |
| 大運河をゆく水上バス(ヴァポレット)。 1985.10 |
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1981年の大運河。市場のあたり。風景は今とほとんど変わらないが、船の姿はずっと少なかったように思う。 1981.10 |
ヴェネツィアの起源は、6世紀ごろ、アッティラ王率いるフン族やゲルマン諸族に追われた人びとが、本土に近いトルチェッロ島に住みついたことにさかのぼるという。 |
![]() ▲水上バス(バポレット)は観光客も乗るし、地元の人も乗る。今は亡き名優マルチェッロ・マストロヤンニに似たおじさん。 2000.9 |
▼鐘楼からサンジョルジョ・マッジョーレ島を望む。手前はサンマルコ広場。 1990.6 ![]() |
これまでヴェネツィアには5回訪れたのだが、そのよさを本当に知ることができたのは3回目の訪問あたりからである。 |
| ヴェネツィアの魅力は運河だけではない。 2000.9 |
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3回目の訪問でしみじみ感じ入ったのは、迷宮のような路地と運河である。「3回も来て、やっとそんなことに気づいたのか」と笑われそうだが、事実だからしかたがない。 |
![]() ▲周辺でとれた魚介類を扱う市場が、大運河沿いにある。 2000.9 |
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| まさに「迷宮都市ヴェネツィア」⇒ 2000.9 |
そして、恥ずかしながら5回目にしてようやく味わうことのできたのが、町なかに何軒もある「バーカロ」(Bacaro)の楽しさである。 *ムラーノ、ブラーノなど、ヴェネツィアの島々については、また改めて…… |
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●所在地 ヴェネト州(州都)・ヴェネツィア県(県都) ●公共交通 ・ミラノ中央駅から特急列車で所要約3時間。 ・ヴェネツィア・マルコ・ポーロ空港からサンマルコ広場に行く水上バスが1時間おきに発着。所要約1時間。バス(陸上)はローマ広場まで。所要約30分。 ●見どころ ・大運河とその周囲に広がる市街。 ・入り組んだ路地と運河。 ・潟に浮かぶ島々。 ●老婆心ながら 空港から急いで中心地に行きたい人は、水上タクシーを使うと便利。24時間営業。所要20分ほどだが10000円を超える。 |
![]() 小さな路地と運河、そして小さな橋が無数にある。こんな路地をうろつくことほど幸せなことはない。 1981.9 |
| 2006年8月作成 | |
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