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東京 -昭和の記憶-
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タイトル 
棟割りの四軒長屋  

前ページ最後の写真にある虎橋通りを、手前側に進んで突き当たったところに、今でもこの棟割長屋が残っている。
資料によれば、これが「たから通り」(京島二丁目と三丁目の境の商店街)の旧道で、地蔵坂通りから平井聖天まで続いていた道だそうだ。

1986/09(2017/12)


この日は天気がよかったようで、たくさんの洗濯物や布団が干されており、右側の店(中華料理屋)の看板が隠れている。
新しい写真では、安食屋豆腐店の看板が掛け替えられたことがわかる。

1987/11(2017/12)

棟割りの四軒長屋

凝った屋根が珍しい住宅

大きなすべり台がシンボルの京島南公園(通称マンモス公園)の西側にあった3軒の住宅。小さな玄関に似つかわしくない凝ったつくりの屋根が珍しく感じられた。2017年現在、手前の1軒だけが残っている。

1984/09(2017/12)


京島二丁目と三丁目を間を走る「たから通り」。4軒の棟割長屋が看板住宅の立派な商家になっている。
その手前は、道に対して2階だけが斜に構えたかのように建っている不思議な商家。どちらも、2017年現在、健在である。

1984/09(2017/12)

たから通りにある看板建築の長屋商家

たから通りにある看板建築の長屋商家

上の看板住宅を反対側から見たところ。よく見ると、それぞれの棟の幅が微妙に違うことがわかる。
手前から八百屋、不動産屋、葉茶屋、はきもの屋の順だが、2017年現在営業しているのは、不動産屋だけのようである。

1984/09(2017/12)


東武亀戸線が十間橋通りと交差する踏切。かつては、ここに十間橋通(じゅっけんばしどおり)駅があったが、東京大空襲で焼失。戦後に復活したものの、1958年に廃止となった。
現在は、遠くにスカイツリーが見える。

1986/10(2017/12)

東武亀戸線の十間橋通り踏切
2017年12月公開
 

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