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| 木曽の森林鉄道といえば、この分野に興味のない人でも名前を聞いたことがあるかもしれない。そのうちでも、王滝川に沿って走る王滝森林鉄道(王滝線、ウグイ川線など)は、営林署管轄の森林鉄道としては国内最後のものとして、あまりにも有名である。 ここには、1972年4月、1974年2月、8月、1976年8月の計4回訪れた。 この鉄道に関しては、さまざまな本や写真集が出ているので、いまさら私が付け足すものはほとんどないのだが、木曽の林鉄最晩年のふんいきでも味わっていただければ幸いである |
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王滝川沿いに住む地元の人たちを乗せた客車列車が上松(あげまつ)に到着した。 当時、バスが走っていたのは田島までで、滝越(たきごし)には道路も通じていなかった。 1972/04 |
| 所在地: 長野県西筑摩郡上松町、王滝村など 訪問日: 1972年4月~1976年8月 Kiso forest Railway |
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これがすべてのはじまりだった。 中央線の蒸気機関車を写そうと、棧(かけはし)付近で待っていた我々の前に、この客車列車が現れたのである。 森林鉄道の存在は知っていたが、実物を見るのはこれがはじめて。 いっぺんでとりこになってしまったのは言うまでもない。 当時は、まだ高校生になったばかりであった。 1972/04 |
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| 蒸気機関車の撮影も適当に切り上げて、上松の貯木場を見学することにした。 このころは、よっぽどのマニアが、たまに見に来る程度だったらしい。 1972/04 |
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ナゾの発言の理由はすぐにわかった。目の前を、静態保存されているはずのボールドウィン製蒸気機関車が、走ってくるではないか。あわててカメラを出して写真を撮った。 どうやら、この日は機関車の「虫干し」のようなものだったらしい。このあと、みんな総出で整備をしていた。 1972/04 |
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| これが有名な「理髪車」。奥地の伐採現場で働く人のために、巡回して散髪をしたそうな。 もちろん、走りながら髪を切るのではないのである。 これを考え出した人は、利発な人にちがいない。 1976/08 |
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