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| 千寿ヶ原への帰りは、3人でハイキング気分で歩くことにした。 下りなので、20キロメートルという距離もたいしたことはない。 4、5時間かけて帰ってきた。 |
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とちゅうで、のぼってくる列車を何本も写した。 ちょうどうまいぐあいに、スイッチバックのところで、すれちがったのがこの写真。 |
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| 歩いて樺平のスイッチバックを下るのもおつなものである。 これはスイッチバックの上のほう。右下に線路が何本も見えている。遠くに常願寺川本流にかかる砂防ダムも見える。 荷台に乗っているおじさんがいい。特等席だ。 |
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| 日本の川は、短い距離で一気に海岸までくだってくる急流が多い。なかでも、立山連峰に源を発して富山湾に注ぐ常願寺川は、日本でももっとも急な流れなのだそうだ。 その昔、日本にやってきた外国人の学者が、「これは川ではない。滝だ」と言ったとか。そのようすは、国土地理院発行の千寿ヶ原付近の地図でもわかる。しろうと目にも、富山地方鉄道の岩峅寺(いわくらじ)付近から、広大な扇状地が広がっているのがわかるほどだ。 これは、常願寺川の上流から流れだした土砂によってできたのだろう。言い換えれば、何度も土石流に襲われたということでもある。これを見ただけでも、この下流に人が住むためには、かなりの砂防工事が必要だと感じるのであった。 とまあ、ウンチクはこのくらいにして……。10キロ以上の軌道をくだってきた私は、その夜に38度ほどの熱を出し、ユースホステルで寝込んでしまった。それでも、翌日はケロッとして穂高のわさび田あたりで自転車を借りて乗りまわしていたのには、さすがに同行の友人もあきれていた。 ところで、この砂防軌道も、条件付きで一般に公開されるようになったとのこと。 |
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