日本地図上の位置 足助の位置
愛知県 那古野
愛知県 有松
愛知県 足助
愛知県 岡崎
愛知県 田原
愛知県 御油
愛知県 御津
愛知県 その他
日本の町並み

足助(愛知県)

日本全国で重要伝統的建造物群保存地区に指定された場所は120以上あるが、足助(あすけ)ほど広範囲に古い町並みが残っている地区は数少ないと思う。三州街道の宿場町として、三河湾で取れた塩を信州へ運ぶ中継地として繁栄した。
 1985年に訪ねたときは素朴なイメージの町だったが、その後に電線が地中化され、白壁は塗り替えられ、板壁の家も修復が進んでいる。町の近くには景勝地「香嵐渓」があって、観光客も多く訪れるようになった。2005年、足助町は豊川市に編入されている。

1985年5月撮影
Asuke Town, Toyota City, Aichi Prefecture

キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)

西町の旅館「玉田屋」

バス停から中心部に行く途中、町の入口にある西町の旅館「玉田屋」

35.134632, 137.314436
45°

1985/05

足助川の北岸

町を東西に流れる足助川の北岸の家々。

35.13545742993409, 137.3153222477815
300°

1985/05

新町の入口あたり

上の写真を撮った橋を渡った北側、新町の入口あたり。現在、手前の家が改築されているほか、突き当たりの家の奥にビルが建っている。

35.135545, 137.315347
30°

1985/05

新町の西側

新町の西側。上の写真の突き当たりを左に曲がったあたりから西側を見る。

35.135850, 137.315292
270°

1985/05

マンリン書店

足助のランドマーク。新町にある「マンリン書店」。白い大きな蔵造りの建物が目立っている。

35.136002, 137.317359
45°

1985/05

マンリン書店

当時の「マンリン書店」は純粋に町の本屋だった。現在はカフェも併設したおしゃれな店になっているが、外観はもちろん変わっていない。

35.135750, 137.316603
300°

1985/05

商店が並ぶ町並み

さらに東に進んで、このあたりの住所は本町になる。観光化が進む前は、このように、パン屋、電気屋など、地元の生活に密着した店が並ぶ通りだった。左は江戸時代に建てられた豪商の旧鈴木家住宅。

35.135744, 137.316520
315°

1985/05

妻入りの3軒の家

白壁の妻入りの家が3軒並んでいるのも、ここでは珍しい。

35.135956, 137.317237
240°

1985/05

旧田口家住宅

江戸時代に建てられた旧田口家住宅。

35.136155, 137.317660
330°

1985/05

和菓子店「加東家 かゑで」

本町の北東端で通りは突き当たる。左奥の店は和菓子店「加東家 かゑで」

35.136473, 137.317974
15°

1985/05

書籍・文具の白久(はっきゅう)

上の写真の「加東家 かゑで」前から、南西側を振り返ったところ。左の店は、書籍・文具の白久(はっきゅう)。店頭に雑誌が並んでいる。

35.136600, 137.318045
180°

1985/05

たばこ屋商店

さらに北東に進むと、住所は田町になる。奥の妻入りの店は、当時は主に金物を扱っていた「たばこ屋(莨屋)商店」。その後、手前の靴屋とともにリニューアルした。

35.137503, 137.318532
60°

1985/05

たばこ屋商店

「たばこ屋商店」は、かつてはタバコと塩を扱っていたが、このときは雑貨屋となっていたようだ。看板には、「荒物・雑貨 建築家庭金物」と書かれている。リニューアル後は「莨屋 塩座(たばこや しおざ)」という店名で塩製品を売っている。

35.137643, 137.318715
210°

1985/05

梅村酒店

西町の「梅村酒店」。古い町並みは、さらに400mほど続く。

35.137768, 137.318856
135°

1985/05

2022年8月公開


■トップページ「懐かしい日本の町並み」表紙■

Copyright © Takashi FUTAMURA